外壁塗装の助成金制度はどのようになっている?
東京都で外壁塗装で助成金が出るのは13自治体です。
全般だと渋谷区・目黒区・北区・大田区・八王子市・東村山市・日の出町、
遮熱塗料を使った場合だけだと、
墨田区・品川区・足立区・葛飾区・武蔵村山市・羽村市です。
例えば渋谷区だと協定業者に住宅の内外装・外構の工事を発注するときに
費用の一部を区が助成するもので外壁塗装に限らず費用の20%(上限10万円)です。
使える塗料も遮熱塗料に限定してなく
助成金は渋谷区から協定業者へ直接支払われるので、
施主は総工費から助成金を除いた金額を業者へ払います。
また、目黒区の場合、
区内の業者へ住宅の屋根・外壁・内装の工事を依頼するときに、
一部が助成されます。
外壁塗装の助成金だと額見積り費用の10%か
完了後の工事金額の10%のどちらか安い方で上限は10万円です。
吹付けアスベストの除去工事だと別に条件があって、
区外の業者も利用出来て上限は20万円となってます。
神奈川県で外壁塗装の助成金が出るのは7自治体です。
神奈川県で外壁塗装の助成金が出るのは、
横浜市・座間市・三浦市・葉山町・湯河原町・寒川町・清川村で、
対象なのは外壁塗装で遮熱・断熱塗料を使う必要もあるところもあります。
横浜市だと、
「住まいのエコリノベーション(省エネ改修)補助制度」があって、
脱炭素社会の実現を目的にした住宅の
高断熱化に繋がるリフォーム費の一部を助成します。
外壁塗装だと1㎡あたり800円で、
窓・ドアの断熱改修、省エネ・創エネ設備の導入でも
助成金が別に設定されていて合計で40万円が上限です。
エコ推進・省エネ化が趣旨なので使う塗料も遮熱・断熱塗料でないといけません。
座間市だと市内経済の活性化と市民の居住環境向上を目的とした、
市内にある事業者でリフォームを行った市民の費用の負担を一部助成します。
工事一件につき一律5万円で、工事費が税抜き10万円を超えることが条件です。
使う塗料は問いません。
三浦市でだと外壁塗装・屋根や内装の改装、バリアフリー化など
色々なリフォーム工事が対象で費用は一律7万円で上限は10~20万円です。
外壁塗装の助成金が出る自治体は千葉県だと、7自治体があります。
遮熱・断熱塗料を使った外壁塗装だけに限定されるところもあります。
千葉県で外壁塗装の助成金が出るのは7自体あって、
市川市・我孫子市・君津市・袖ケ浦市・富里市・酒々井町・多古町です。
自治体によって遮熱・断熱塗料に限ったところもあります。
我孫子市だと、市への定住促進や市内の産業活性化のために
市内の事業者で行った場合で、一部が助成されます。
外壁塗装だと大体の自治体は遮熱や断熱が条件なことがありますが、
我孫子市では使う塗料は問わず塗り替え費が対象で、
費用の5~10%(上限10~20万円)です。
リフォーム後に新たに二世帯住宅となるときは
費用の10%(上限20万円)で、それ以外は費用の5%(上限10万円)です。
市川市だと「あんしん住宅助成制度」があり、
戸建て住宅などの良質化にかかる工事費の一部が対象で、
塗装だと外壁や屋根を遮熱や断熱塗料で塗り替える工事が対象となる可能性もあります。
金額は工事費用の1/3(上限10万円)です。
君津市では「木造住宅リフォーム補助制度」があり、
「木造住宅耐震改修補助制度」を利用した耐震改修と
併せて行うリフォーム工事に対して、
リフォーム費用の1/5(上限40万円)が出ます。
外壁の塗装工事だけだと利用は出来ません。